当院では、「トリミングは、治療の一環でもある」と考え、さまざまな取り組みをおこなっています。
例えば、シャンプーをする際、薬浴シャンプー剤は獣医師が処方し、トリマーも獣看護師兼任者や最新の西洋医学と伝統の東洋医学講習を受けたスタッフが担当。全身に触れながらシャンプーをすることにより、飼い主様も気づかなかった小さな異変や不調のきざしなど、病気の早期発見の役割も担っています。
あたりまえのことなのですが、お腹や皮膚の状態が悪いのに、毛並みだけはフサフサということはありえません。内臓など、からだの内側になんらかのトラブルを抱えていれば、それは外側にも表れるからです。
こういった、定期的なトリミングがキュア(治療)とケアまで一貫してつながっているところは、当院が持っている大きな特徴だと思っています。