オゾン療法Ozone therapy

オゾン注腸療法
(ナノオゾン療法)

当院では、体にやさしく、自然治癒力を高める治療として「オゾン注腸療法(ナノオゾン療法)」を取り入れています。

オゾンとは、酸素(O₂)が変化してできるO₃という分子で、強い殺菌力と抗炎症作用、血流改善効果を持っています。オゾン注腸療法では、このオゾンを安全な濃度で酸素と混ぜ、お尻から少量を注入します。腸の粘膜を通じて全身に作用し、免疫のバランスを整えたり、血液の流れを良くしたり、体内の老廃物を減らす働きがあります。

この治療は、痛みもほとんどなく、麻酔も不要です。点滴や注射が苦手な子にも負担が少なく、ゆったりとした雰囲気の中で受けることができます。

オゾン発生装置

オゾン発生装置

オゾン注腸療法は、次のような症状におすすめです

  • 免疫力が下がっている子(高齢・腫瘍・ウイルス感染など)

  • アレルギーや皮膚炎を繰り返す子

  • 慢性的な下痢や便秘がある子

  • 手術後の回復を早めたい子

  • 腎臓病・肝臓病などで体調を整えたい子

オゾンは体内で自然に酸素と水に戻るため、副作用の心配が少ないのも特徴です。西洋医学的な治療(薬や手術)と併用することで、より早く、より穏やかな回復が期待できます。

当院では、動物の体格や症状に合わせてオゾンの濃度・量を調整し、安全に行っています。「自然の力で少しずつ元気を取り戻す」——それがオゾン療法の魅力です。人間の医療でも広く使われているこの方法を、動物たちにもやさしく応用しています。

オゾン鍼療法
(O₃-Acupuncture)

「オゾン鍼療法」は、当院が行っている東西結合医療の中でも特に人気のある治療法です。これは、東洋医学の「経絡・ツボ」の考え方と、西洋医学の「酸化還元療法(オゾン療法)」を組み合わせた新しいスタイルの治療です。

オゾン鍼療法では、通常の鍼を使う代わりに、細い注射針でごく少量のオゾンガスをツボや筋肉の深部に注入します。これにより、局所の血行が促進され、酸素が細胞に行き渡りやすくなります。同時に、痛みを感じる神経の興奮をやわらげ、筋肉の緊張をゆるめる効果もあります。

鍼と同じようにツボ(経穴)を刺激することで、身体全体の「気」の流れが整い、自己治癒力が高まります。東洋医学の“流れを整える”考え方と、西洋医学の“組織修復・抗炎症”の効果が合わさり、より深いレベルで体を癒すことができます。

この治療は、次のようなケースにおすすめです

  • 椎間板ヘルニアや関節炎などの運動器疾患

  • 神経麻痺、歩行障害、術後のリハビリ

  • 慢性の腰痛・肩こり・頸部のこわばり

  • 老犬・老猫の元気回復や寝たきり予防

  • 皮膚や内臓機能のサポート(免疫調整)

治療中の痛みはほとんどなく、多くの子がリラックスした様子で受けています。「注射」というよりも、「空気の泡がふんわり入るような感覚」です。施術後は体が軽くなったように見えたり、表情が穏やかになる子もいます。

オゾン鍼療法は、薬に頼りすぎず、体の自然な治る力を引き出す方法です。人と同じように、動物たちにも“心地よい治療”を——
それが、当院がこの療法を大切にしている理由です。