目のための【湿性温庵マッサージ法】
動画解説
最近、ワンちゃんのドライアイが増えています。
2016年に人間のドライアイの定義が変わり、それに伴って動物の定義も変わりました。
従来は涙液量の減少がドライアイの大きな原因でしたが、今は涙液が角膜にうまく接着しない、涙液を瞼の上にとどまらせているマイボーム腺から分泌される脂がうまく分泌されずに、涙の蒸発が亢進してしまい目が乾いてしまうタイプのドライアイが増えています。
原因は様々ですが、そのひとつに老化によるマイボーム腺機能不全があります。
マイボーム腺は40℃の熱を5分以上で融解します。
つまり瞼を温めればいいのですが。40℃5分温める方法、そしてマイボーム腺の排出を促進する目の湿性温庵マッサージ法の動画を公開しました。
本来は犬のドライアイのためのマッサージ法ですが、その他の眼疾患、猫にも応用できます。
緑内障、重度の角膜疾患、痛みを伴ったり動物が嫌がる時は行わないようにしてください。
動画の中で使用している動物版あずきの力とチシマザサウォーターは当院でご用意しています。