循環器専門医による診察
当院では、石野 孝院長と相澤 まな副院長が10年に渡り循環器専門医に師事し、循環器検診を行なっています。
また、定期的に循環器専門医を招いての循環器検診も行なっております(完全予約制)



聴診、胸部レントゲン、心電図、胸部エコーなどにより、より高度な診察が可能となります。
重度の症状で専門的な治療が必要な際には、2次病院を紹介いたします。
また、現在かかりつけの病院で治療中のセカンドオピニオンも歓迎します。
胸部レントゲン検査
心臓のサイズ・気管の位置・肺の状態 の検査を行います。
正常な胸部レントゲン

心肥大10歳 Mダックスフンドのレントゲン

レントゲン検査では下記の項目について検査を行います。
- 心臓のサイズ
- 期間の位置
- 肺の状態
これらの情報に基づいて心疾患を特定し、病気の程度を調べることができます。
自動解析心電図検査

心電図検査では、心拍数と心律動が記録されます。
これらは、心疾患の種類や予後を知る上で重要な情報となります。
エコー検査
エコー検査は超音波を用いて心臓を視覚的にイメージするものです。
この安全かつ簡便な方法によって、心臓の構造や機能に関する情報を得ることができます。

血液検査での心臓病検査
血液中のNT-proBNP濃度を測定する検査です。 BNP(B型ナトリウム利尿ペプチド)は、心不全などで放出されるホルモンで、心臓病が疑われる場合に、心臓バイオマーカーとして使用します。 少しの血液を採取するだけで、動物の身体にほとんど負担がかかりません。 暴れてレントゲン検査や心エコーなどを嫌がる動物にも適した検査です。
血液検査での心臓病検査

心臓病は早期発見・早期治療すれば、動物が楽に生活ができ、余命が3倍以上伸びることが分かっています。
動物は言葉を話すことができないので、飼い主の方が動物の異常を発見した場合、末期症状の場合が少なくありません。当院では、心臓病のお薬の投与のほかに、漢方などの処方も行っております。
まずは当院にお問い合わせください。適切なアドバイスを行います。予約の受付もそのときに可能です。
活性酸素・抗酸化測定器健診

当院では、「酸化ストレス」「抗酸化力」を微量の血液で測定できる機器を導入し、動物の体の中に起こっている“未病“を診断しています。
「酸化ストレス」は、体の中の“サビ付き”を表し、「抗酸化力」はそのストレスに対する抵抗力を表します。お気軽にご利用ください。
こんな動物におすすめします
- 体重が気になる子
- 食欲の差が極端な子
- 加齢の影響が出てきた子
- 散歩を嫌がる子
- 食欲はあるが元気がない子
- 寝る時間が多くなった子
- 健診で異常があった子
この検査でわかること
- 活性酸素による身体への影響
- 体のサビ付き度
- 未病の状態
- 体のサビを取り除く力の強さ
- 治療やケアの効果(定期的な検査が必要です)
検査費用
- 酸化ストレス測定検査 4,500円(税別)
- 抗酸化力測定検査 4,500円(税別)
- 酸化ストレス+抗酸化力測定検査 8,000円(税別)
※酸化ストレスと抗酸化力を同時に測定すると割引があります。